新年最初に佐世保に寄港したのは

 
立神岸壁に接岸作業中のエイブル(手前)と越年したビクトリアス(奥)(2013.1.4 撮影)

新年早々の1月4日、音響測定艦エイブル(Able T−AGOS−20)が入港し、立神3号岸壁に接岸した。 エイブルは昨年11月30日から12月6日まで滞在したのち出港していたが、ローテーションの終了に伴って寄港したものと思われる。

音響測定艦では昨年の新年にはロイヤル(Loyal T−AGOS−22)が佐世保港で越年し、25日間の長期停泊ののち1月9日に出港していた。 今年はビクトリアス(Victrious T−AGOS−22)が12月21日入港して以来、佐世保で新年を迎えている。
今年も佐世保は音響測定艦の拠点として運用されるのだろう。

しかし、明確な関連は確認できないが、佐世保周辺の海域ではイルカなど海洋ほ乳類の異常とも思える動きがたびたび目撃されている。
音響測定艦が発生させる低周波(LFA)ソナーを使用した活発な活動は海洋ほ乳類にとって迷惑以上に悪影響を与えるものだろう。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2013-1-5|HOME|