米海軍のフリゲート艦が寄港


平瀬岸壁に接岸したルーベン・ジェイムス

佐世保に配備されているドック型揚陸艦が相次ぎ出港した後の16日、米海軍のミサイルフリゲート艦ルーベン・ジェイムス(REUBEN JAMES  FFG-57)が平瀬岸壁に接岸した。
ルーベン・ジェイムスは昨年12月1日から5日まで寄港していたが、米海軍のHPによると、同艦は昨年秋から東南アジア諸国連合(ASEAN)のブルネイなどと即応訓練「CARAT」に参加し、 今年1月3日にタイ・パタヤに近いレムチャンバン港に寄港していた。

 CARAT訓練では揚陸艦が中心となり、海兵隊との共同即応訓練となっているが、フィリピンやブルネイなどでは狭い島嶼の海域で行動する機会が多いことから、大型の戦闘艦ではなく比較的小型 のフリゲート艦が参加することが多いようだ。

 なお、佐世保を出港したドック型揚陸艦2隻は今後、強襲揚陸艦ボノム・リシャールも加わって東南アジア・タイでの多国間訓練「コブラ・ゴールド」に参加するものと思われるが、ルーベン ジェイムスが参加するのかは不明だ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(1月16日撮影)


飛行甲板を補修作業中の強襲揚陸艦ボノム・リシャール


2013-1-16|HOME|