強襲揚陸艦が佐世保を出港


弾薬積み込み作業中の強襲揚陸艦ボノム・リシャール


LCACを搭載中の強襲揚陸艦(1月24日撮影)

佐世保に配備されている揚陸艦隊の艦船が相次ぎ出港しているが、24日、揚陸艦隊の旗艦である強襲揚陸艦ボノム・リシャール(Bonhomme Richard  LHD-6)が出港した。

出港日の午前中に港中央部の39番錨地で弾薬などを搭載し、午後3時ころからはホバークラフト型揚陸艇(LCAC)3隻を積み込んでいたが、午後6時半ご ろになって出港した。
情報によると午後4時に出港予定となっていたようだが、何らかの理由で遅れた模様。

ボノム・リシャールは先に出港したドック型揚陸艦トートュガ、同ジャーマンタウンとともに東アジアに展開するようだ。
この期間中、揚陸艦隊は沖縄に駐留している第3海兵遠征群(31MEU)とともにタイで定例となっている「コブラ・ゴールド(Cobra Gold)」訓練などを 行う予定だが、この訓練には複数の国からも参加が見込まれ、地域での最大の「制空・制海・強襲揚陸・内陸侵攻訓練」となる。
また、コブラ・ゴールド訓練には沖縄に強行配備された新型輸送機MV22オスプレイが、配備後初めて大規模訓練に投入されるのではないだろうか。

(RIMPEACE編集委員・佐世保) (1月24日撮影)


2013-1-25|HOME|