米陸軍の貨物船が佐世保に入港


赤崎岸壁に停泊したブラック・イーグル

米陸軍の車両や貨物を搭載したコンテナ船「BLACK EAGLE」が2月14日午前8時すぎ入港した。

ブラック・イーグルは約32000トンのコンテナ船で、米国の海運会社「ColumbiaShipManagement」社が運用しており、船籍地は ボルティモア。24日ほど前にパナマ運河を通過しており佐世保に直行して到着したようだ。
甲板には米陸軍の輸送用車両や赤十字マークを付けた衛生車両などが多数確認されたが、そのほかに弾薬のコンテナを搭載しているようだ。

米陸軍のHPなどによると、2011年7月〜8月に韓国から大量に古い弾薬を引き上げる際の輸送にもかかわっていた。
今回、パナマ経由で来たところからすると、米本土東部の基地から車両や弾薬などを韓国に持ち込む途中に立ち寄ったのではないだろうか。

2月11日には海兵隊の事前集積艦ジャック・ラマスが横須賀に寄港しているが、ブラック・イーグルは3月頃に予定されている米韓合同訓練で米陸軍が 使用する物資を先行して持ち込んでいる可能性がある。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2013.2.14 撮影)


衛生車両も後部甲板に搭載されている


甲板上に並べられた軍用輸送車両


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