動きが目立つ音響測定艦へ
佐世保・立神岸壁に接岸したエフェクティブ。後方にはビクトリアス。(2月26日撮影)
米海軍の音響測定艦が沖縄と佐世保に相次いで入港している。
米海軍は現在、5隻の音響測定艦を運用しているが、その全部がこの2月中に沖縄・那覇軍港、ホワイトビーチ、佐世保に寄港している。
特に、2月22日以降には5隻(ビクトリアス、エイブル、エフェクティブ、ビクトリアスインペッカブル)全部が洋上にいたことになる。
このうちエフェクティブとビクトリアスはエイブルなどほかの3隻と入れ替わるように佐世保に入港しているところから、現在は3隻が洋上で任務についているものと思われる。
この時期、東シナ海や南シナ海、日本海は気象・海象条件があまり良くないのだが、それでもこれだけ活発に動いているのは理由があるのだろう。
このところ、中国海軍潜水艦隊の訓練が行われているというニュースが流れているが、この動きをモニターするために展開していることも考えられる。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
2013-2-26|HOME|