艦船の寄港が相次ぐ佐世保
立神7号岸壁に接岸したチャンフーン
乗組員が集合したチャンフーンの前部甲板(2013.8.29 撮影)
台風15号が沖縄・先島諸島に接近している29日、佐世保に米海軍の艦船が相次いで寄港した。
8月28日には米陸軍の事前集積艦レッド・クラウド(Red Cloud T-AKR-313)が港中央部の37番錨地付近に停泊していたが、翌29日朝に出港した。
入れ替わるよう今度は高速輸送艦ウエストパック・エクスプレス(Westpac Express T-HSV-4676)が立神2号岸壁に接岸し、昼ごろには駆逐艦チャンフーン(Chan Hoon DDG-93)が立神7号
岸壁に接岸した。
ウエストパック・エクスプレスは18日にレッドビーチを出港、19日に横浜ノースドックに寄港し26日まで滞在、28日にチンヘに寄港してから佐世保に向かっていた。
また、チャンフーンは横須賀に今月26日に寄港し、翌27日に出港していた。
チャンフーンが佐世保に寄港するのは初めてのこと。
8月29日には米海軍の作戦部次長マーク・ファーガソン大将(Adm.Mark Ferguson)が米海軍基地のある厚木、横須賀を経由して佐世保基地を訪問している。
今回の集中寄港とは関係していないのだろうが、接岸したチャンフーンの前部甲板に多数の乗組員が整列し、何か訓辞を受けていた。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
立神2号岸壁に接岸したウエストパック・エクスプレス(2013.8.29 撮影)
沖縄・レッドビーチを出港直前のウエストパック・エクスプレス(8.18 撮影)
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