貨物弾薬補給艦が集中した佐世保
39番錨地のサカガウェア
35番錨地のR・E・バード(10月29日撮影)
米海軍の貨物弾薬補給艦が佐世保港に3隻もそろった。
9月30日に入港したワシントン・チェンバーズ(Washington Chambers T-AKE-11)は港入口に近い検疫錨地に停泊していたが、10月7日には立神1号岸壁に移動し、10月29日現在も停泊
している。
さらに10月25日にはサカガウェア(Sacagawea T-AKE-2)が港中央部の39番錨地に、また29日にはリチャード・E・バード(Richard E Byrd T-AKE-4)が35番錨地に停泊している様子が
確認された。
グアムやサイパンの周辺に停泊し待機している事前集積艦はこれまで「台風避難」を理由に佐世保に寄港することがあったが、グアム・アプラ港を拠点に展開している貨物弾薬補給艦台風避難の
ために寄港したことはないと思われる。
西太平洋の補給センターともいうべきグアム・アプラ港に不具合でも起きたのだろうか。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
検疫錨地に停泊したワシントン・チェンバーズ(10月3日撮影)
2013-10-29|HOME|