原潜ツーソン、佐世保に一時寄港


佐世保港口を通過する原潜ツーソン(11月22日撮影)

米海軍のロサンゼルス級原潜ツーソン(Tucson SSN-770)が11月22日午後、佐世保港に一時寄港した。
ツーソンの入港は昨年2月27日以来で、原潜としては今年7月16日に一時寄港したアルバカーキ(Albuquerque SSN-706)以来、約4か月ぶりの寄港となった。

この3年ほど、原潜の寄港は新しい会計年度を挟むように寄港の間隔が空いている。
たまたま作戦任務の都合によることなのか、それとも予算の制約の関係なのか、不思議な現象だ。

また、10月7日以来メーン・ベースがある立神1号岸壁に停泊していた貨物弾薬補給艦ワシントン・チェンバーズ(Washington Chambers T-AKE-11)が11月22日、佐世保重工の第3ドック に入渠した。
佐世保に入港する補給艦はこれまで危険物荷役場所である39番錨地や燃料貯油所がある赤崎岸壁に停泊するのが大半だった。
ワシントン・チェンバーズのように立神岸壁に長期に停泊することはなかった。今回ドライドックに入渠したのは不具合によるメンテナンスではないだろうか。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


佐世保重工第3ドックに入渠した貨物弾薬補給艦ワシントン・チェンバーズ(11月22日撮影)


2013-11-22|HOME|