強襲揚陸艦が佐世保出港


出港するボノム・リシャール

昨年10月以来停泊していた強襲揚陸艦ボノム・リシャールが1月21日午前、104日ぶりに出港した。

佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦が100日以上も停泊することはあまり例がなく、艦長が不祥事のため交代するなどの事情があったこともあるのだろうが、その理由についてさまざまな 見方が出ている。
一つには海軍の予算の問題、そのほかにも不具合による点検修理が長引いたためという見方があった。
今回の出港時には通常時に作戦航海に出かける前に行う弾薬積み込み作業やLCAC(ホバークラフト型揚陸艇)を収容する作業などがなかったことから、乗組員の訓練を兼ねた検査のための航海では ないだろうか。
本格的な出港はその後になるものと思われる。

なお、そのほかの揚陸艦はまだ佐世保基地岸壁に停泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2014.1.21 撮影)


出港するボノム・リシャールの飛行甲板


2014-1-21|HOME|