沿岸部送油システム艦が佐世保に入港


立神岸壁に接岸し、燃料補給中のKR WHEELER

沿岸のタンカーから内陸部に燃料を輸送する任務を持つ米海軍の艦船が1月28日朝、米海軍佐世保基地の立神岸壁に接岸した。
入港したのはVADM KR WHEELER(T-AG-5001)で、随伴する作業船FAST TEMPO(T-AK)とともに韓国・釜山から佐世保に直行したようだ。

沿岸部送油システム艦は内陸部燃料配送システムの中心を担う艦船で、沖のタンカーから燃料輸送パイプラインを内陸部8マイル(約13キロメートル)の燃料集積所まで輸送できる。
韓国では間もなく野外実動の米韓合同訓練フォール・イーグルが始まるが、その訓練の一環として佐世保に入港したものと思われる。

ウィーラーは昨年10月にも佐世保に寄港していた。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2014.1.28 撮影)


WHEELERと同時に入港したFAST TEMPO


2014-1-28|HOME|