駆逐艦が相次ぎ佐世保に寄港


立神岸壁に接岸した駆逐艦キッド(5月2日撮影)

米海軍の駆逐艦2隻が相次いで佐世保基地の岸壁に接岸した。
5月2日に入港したのは駆逐艦キッド(KIDD DDG-100)で、立神2号岸壁に接岸した。
また、5月5日には駆逐艦ピンクニィ(PINCKNEY DDG-91)が赤崎3号岸壁に接岸した。

キッドは2009年3月以来、約5年ぶりの入港となった。一方、ピンクニィは今年4月10日から14日まで在港しており、約1月ぶりの入港だ。
米海軍のHPなどによると、2隻とも母港のカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地を1月7日に出港し、西太平洋でのパトロールに当たっていたようだ。

キッドは2月にはオーストラリアのダーウインに立ち寄っていたが、その後3月8日に行方不明になったマレーシア航空370便の捜索に南シナ海やアンダマン海でピンクニィとともに当たって いたようだ。
マレーシア航空機の捜索が終了したことに伴い、休養や補給のため寄港したものと思われる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)



赤崎岸壁に接岸作業中の駆逐艦ピンクニィ(5月5日撮影)


2014-5-5|HOME|