台風接近下の佐世保港


39番錨地のレッド・クラウド


37番錨地付近に停泊するSLNC PAX(右奥)、マシュー・ペリー(左奥)、あきづき(手前)など

 台風19号がフィリピン海を北上しているが、台風を避けるためなのか、佐世保港に米軍の各種艦船が集まってきている。

1、 西太平洋の米海軍基地などに燃料を配送している中型のタンカーSLNC PAXは10月9日に米海軍庵崎貯油所で燃料を積み込んだ後、10日午後に港中央部の37番錨地付近に移動した。
2、 通常は韓国・釜山に停泊している米陸軍の貨物車両輸送(事前集積)艦レッド・クラウド(RED CLOUD T-AKR-313)は10日午前、39番錨地に停泊した。
3、 貨物弾薬補給艦マシュー・C・ペリー(MATTHEW C PERRY T-AKE-9)は9月末から引き続き35番錨地付近に停泊している。
4、 8月10日に佐世保を出港していた音響測定艦エフェクティブ(EFFECTIVE T-AGOS-21)は10日午前、米海軍佐世保基地の立神岸壁に接岸した。

 このほか港中央部には海上自衛隊の護衛艦むらさめDD-101)、護衛艦あきづき(DD-115)なども停泊している。
 台風の針路次第では沖泊まりする民間船や軍艦・軍用船でさらに混雑するかもしれない。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2014.10.10 撮影)


立神岸壁に並んだ、左から エフェクティブ、ロイヤル、掃海艦パイオニア


2014-10-11|HOME|