佐世保に補助・補給艦が集合

立神岸壁に並んだ音響測定艦(左からエフェクティブ、ロイヤル、インペッカブル)

赤崎岸壁に停泊したリチャード・E・バード(RICHARD E BYRD T-AKE-4)
強襲揚陸艦ボノム・リシャールが出港した後の佐世保港に米軍の補助・補給艦が大挙して集まっている。
立神岸壁には今月になって寄港した音響測定艦ロイヤル(LOYAL T-AGOS-22)、同エフェクティブ、(EFFECTIVE T-AGOS-21)に加え、26日に同インペッカブル(IMPECCABLE T-AGOS-23)の3隻
が集結した。ロイヤルとエフェクティブは昨年10月に出港し、インペッカブルは同11月に佐世保を出港していた。
東アジア周辺海域には音響測定艦ではこのほかエイブルとビクトリアスが展開していると思われ、ローテーションの都合で佐世保に3隻が集中したものと思われる。
佐世保基地に音響測定艦が3隻同時に停泊したのは2012年11月以来となった。
また、弾道ミサイル観測艦ハワード・O・ローレンセン(HOWARD O LORENZEN T-AGM-25)が26日に入港し、ボノム・リシャールが出港した後の平瀬岸壁に停泊した。ローレンセンは今月18日
に佐世保を出港しており、短期間での寄港は船体のメンテナンスのためとも思われる。
さらに貨物弾薬補給艦ではウォリィ・シラー(WALLY SCHIRRA T-AKE-8)が今月21日以来港中央部に停泊しているが、加えて26日には同型のリチャード・E・バード(RICHARD E BYRD
T-AKE-4)が赤崎岸壁に接岸した。バードは17日に佐世保を出港しており、韓国・鎮海に停泊している同型のサカガゥエア(SAKAGAUEA T-AKE-2)とともに周辺で補給活動に当たっているのでは
ないだろうか。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)(1月26日撮影)

平瀬岸壁に停泊した弾道ミサイル観測艦ハワード・O・ローレンセン

2015-1-26|HOME|