BMD特別訓練の日米艦船、佐世保、横須賀に集まる


19日に立神岸壁に入港した米駆逐艦ジョンSマケイン(左)と、海自イージス護衛艦「ちょうかい」(2015.2.19 撮影)

2月19日夕方、佐世保基地立神岸壁に横須賀常駐駆逐艦ジョンSマケインが入港した。5日前から寄港している海自イージス護衛艦「ちょうかい」と縦に並んで停泊している。
横須賀では、海自イージス護衛艦「みょうこう」が2月12日に米海軍基地7号バースに入り、米巡洋艦シャイローと並んでいる。

2月17日付けの海幕の「お知らせ」によると、2月24日から27日に「弾道ミサイル対処に関する戦術技量の向上及び日米の部隊間における連携要領をシミュレーションにより演練する」 BMD特別訓練を実施する、とのことだ。

4回目の今回は、佐世保と横須賀の2か所で行う。ミサイル迎撃のために海上に分散しているイージス艦が、連携して撃ち落とすという、より実戦に近い形での訓練だ。
参加艦は日本側が「ちょうかい」「みょうこう」、米軍側の艦名は明らかになっていないが、この護衛艦2隻が佐世保、横須賀で隣り合って停泊するシャイローとジョンSマケインが含まれる ことは間違いない。

(RIMPEACE編集部)


横須賀基地内で隣り合わせに接岸する海自イージス護衛艦「みょうこう」(左)と米巡洋艦シャイロー(中)(2.20 撮影)


2015-2-20|HOME|