潜水艦母艦、佐世保に入港
立神岸壁に接岸したフランク・ケーブル(2月26日撮影)
米海軍の潜水艦母艦フランク・ケーブル(Frank Cable AS-40)が2月26日朝、米海軍佐世保基地立神岸壁に接岸した。
フランク・ケーブルは米海軍が運用する2隻の潜水艦母艦のうちの1隻で、グアム・アプラ海軍基地を母港としている。
同艦は2006年6月以来の寄港となるが、その間、長期の改修工事を受けていた。
この空白期間中、もう1隻の潜水艦母艦エモリー・S・ランド(Emory s Land AS-39)が西太平洋に派遣されており、ランドは13年5月と10月に2度佐世保に寄港していた。
26日現在、佐世保港には原潜は寄港していないが、これから「疫病神」のように原潜が近寄ってくるかもしれない。
今回の寄港目的は、潜水艦母艦の能力を考えると、他の艦船の修理支援もできるので、佐世保基地で定期修理中のドック型揚陸艦アシュランド(Ashland lsd-48)の支援や沖縄で座礁し
た貨物輸送(事前集積)艦の修理支援ということも考えられる。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
2015-2-26|HOME|