オスプレイ、再び佐世保に飛来


米海軍赤崎貯油所に着陸したオスプレイ(3月26日撮影16時31分)

米海兵隊の新型輸送機オスプレイMV-22が今月23日に初飛来したばかりの佐世保に、26日午後、再びオスプレイ1機が飛来してきた。

飛来してきたのは前回の同じテールマークを付けた機体で、前回同様、強襲揚陸艦ボノム・リシャール(BONHOMME RICHARD LHD-6)に搭載されている部隊のものと思われる。
今回の飛来理由は「急患輸送のため」ということで、乗組員を搬送してきたようだ。

強襲揚陸艦には緊急医療設備などが整えられているが、今回は艦内では処置できないものだったのだろう。
米軍の病院設備としては沖縄や横須賀に大規模な設備があるが、佐世保基地内には診療所しかない。

今回の飛来は、空母のCOD(空母連絡機 C-2)のように強襲揚陸艦と陸上基地の間の連絡機としてオスプレイを使うということなのだろう。
今後も同様なケースが恒常化することも考えられる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


飛び去るオスプレイ(3月26日16時40分)


2015-3-27|HOME|