揚陸艦隊、佐世保帰港
佐世保港39番錨地で停泊する強襲揚陸艦ボノム・リシャール
ボノム・リシャール甲板上のMH60ヘリ2機(4月10日撮影)
韓国で行われている米韓合同訓練に参加していた揚陸艦が相次いで帰港した。
4月9日に戻ってきたのは強襲揚陸艦ボノム・リシャール(LHD-6)とドック型輸送揚陸艦アシュランド(LSD-48)で、ボノム・リシャールは港中央部の危険物荷役錨地で荷役作業を終えたのち、
所定の停泊場所である平瀬(JURIET)岸壁に接岸した。
また、アシュランドも同日、立神岸壁に接岸した。
米海軍のHPなどによれば、米韓合同訓練「フォール・イーグル」訓練に参加した揚陸艦隊は、3月下旬から4月初頭まで韓国東海岸の浦項近くにある徳沙里海岸で行われた上陸訓練に参加していた
ようで、ボノム・リシャールやグリーン・ベイから発進した新型輸送機オスプレイを使った輸送・上陸訓練を行っていたという。
このほか佐世保にはこの訓練に参加した艦船への補給に当たっていたとみられる貨物弾薬補給艦ワシントン・チェンバース(T-AKE-11)と同型のカール・ブラッシャー(T-AKE-7)も寄港した。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
35番錨地に停泊したワシントン・チェンバース(4月9日撮影)
2015-4-10|HOME|