台風避難? 佐世保に米海軍艦船が集結


立神岸壁に並んだ艦船(左からW・エクスプレス、エイブル、ロイヤル)


赤崎岸壁に停泊したC・ウイルバー

沖縄近海を大型の台風9号が通過したが、10日以降、佐世保には米海軍の艦船が相次いで寄港した。

寄港したのは
 駆逐艦カーティス・ウイルバー(CURTIS WILBUR DDG-54) 赤崎岸壁
 音響測定艦ロイヤル(LOYAL T-AGOS-19) 立神岸壁
 高速輸送艦ウエストパック・エクスプレス(WESTPAC EXPRESS T-HSV-4676) 立神岸壁
 弾道ミサイル観測艦ハワード・・ローレンセン(HOWARD O RORENZEN T-AGM-25) 平瀬岸壁
 測量艦ヘンソン(HENSON T-AGS-63)  35番錨地
 貨物弾薬補給艦マシュー・C・ペリー(MATTHEW C PERRY T-AKE-9)

このうち、ヘンソンは6月22日に、ペリーは6月23日に、ローレンセンも7月上旬に佐世保を出港したばかり。
また、ウエストパック・エクスプレスは韓国・ポハンと沖縄・中城の間を往復する途中、佐世保に立ち寄ったばかりだった。
一方、ロイヤルは5月下旬に佐世保を出た後、沖縄・ホワイトビーチに立ち寄って任務海域に展開していたようだ。

音響測定艦など補助艦船は関し・調査活動のため東シナ海やフィリピン海に展開していたと思われ、そのエスコートに当たっていた駆逐艦ともども台風を避けて佐世保に避難してきたのではないだろうか。
なお、佐世保に集合していた艦船は台風が通過した13日以降、順次出港し、16日にはすべていなくなった。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2015.7.12 撮影)


平瀬岸壁に停泊したローレンセン


35番錨地に投錨したヘンソン


2015-7-18|HOME|