原潜ハンプトン、今度は佐世保に寄港


港口を通過する原潜ハンプトン

西太平洋で任務航海中の原潜ハンプトン(HAMPTON SSN-767)が8月10日、佐世保に寄港した。

ハンプトンが佐世保に寄港するのは初めてだが、同艦は3月半ばに母港のカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地を出港したのち、5月7日には沖縄県・ホワイトビーチ、6月8日には横須賀に寄港していた。
母港を出港以来約5か月経過しているので、今しばらく西太平洋での作戦任務は続くと思われるが、横須賀を出港以来2か月を経過しているので、さまさまなメンテナンス作業のため寄港したことも考えられる。

なお、佐世保に原潜が寄港するのは今年になって延べ8回目(5隻)となった。

佐世保港には現在、配備されている揚陸艦4隻はすべて出かけていて不在だが、掃海艦4隻が残っている。このほか揚陸指揮艦ブルーリッジ、音響測定艦エイブル、ロイヤル、エフェクティブの3隻、貨物弾薬補給艦マシュー・ペリーが寄港している。弾道ミサイル観測艦H・O・ローレンセンは9日に出港した。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2015.8.10 撮影)


港中央部を海上保安庁の巡視船と米軍の警備艇に守られ入港するハンプトン


2015-8-10|HOME|