オスプレイ、普天間から佐世保飛来


海水を巻き上げて赤崎岸壁のヘリパットに着陸するオスプレイ

先月30日に飛来したばかりの米海兵隊のオスプレイが12月7日、また米海軍佐世保基地の赤崎岸壁に飛来して来た。

飛来したのは普天間基地に配備されている「ドラゴン」飛行隊のオスプレイで、当初の計画では2機飛来することになっていたが、結局佐世保に来たのは「02」の機体番号の1機だけ。
1機になった理由については説明がないが、機体の不具合のため中止したことも考えられる。

飛来理由については「給油のため」と説明されているが、先月の場合も普天間と往復しただけであるところから、沖縄と佐世保や佐賀など九州西部との飛行の完熟であったのではないだろうか。
途中で低空飛行訓練ルートを使った訓練も行っていたと考えるのが自然でなないだろうか。

オスプレイについてはハワイでの墜落事故の報告が公表されたが、原因が「長時間の低空でのホバーリング」という人的ミス、というのなら、そのような環境で運用できない、ということになる。
佐世保で見ていると、着陸寸前には海水を巻き上げているが、海水中の塩分による不具合も起こり得る。
やはりオスプレイは安全ではない。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2015.12.7 撮影)


ヘリパットに着陸した後、燃料を補給中のオスプレイ


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