原潜テキサスが佐世保に初寄港


出港準備中の強襲揚陸艦の前を通過する原潜テキサス

米韓合同訓練が近く行われるとの観測があるが、それに呼応するように原潜の寄港が相次いでいる。

米海軍佐世保基地がある佐世保港には1月5日から16日まで原潜シャーロット(CHARLOTTE SSN-766)が停泊していたが、20日にはバージニア級の原潜テキサス(TEXAS SSN-775)が入港した。
テキサスは佐世保には初めての寄港となるが、入港前には米海軍横須賀基地に12月22日から30日まで停泊していた。

このほか横須賀にはコーパスクリスティ(CITY OF CORPUS CHRISTI SSN-705)とシャイアン(CHEYENNE SSN-773)も姿を見せており、日本周辺に4隻の原潜が集まっている状態だ。
また、貨物弾薬補給艦が佐世保に1隻と韓国南部に3隻、近海に1隻が展開しており、加えて事前集積艦も沖縄と韓国南部に各1隻が停泊している。

朝鮮半島での軍事的圧力は緊張を高めるだけでしかない。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2016.1.20 撮影)


原潜寄港と朝鮮半島での戦争準備に抗議する佐世保地区労の緊急集会


2016-1-20|HOME|