事前集積艦が佐世保に寄港


モンフォード・ポイントの前を出港するジャーマンタウン(1月29日撮影)


39番錨地に停泊したストックハム(1月30日撮影)

 例年、この時期に開催されている米韓合同訓練が近まっているが、佐世保には各種輸送・補助艦船が姿を見せている。

 1月30日には米海兵隊の貨物輸送(事前集積)艦ストックハム(Fred W Stockham T-AK-3017 約5万トン)が佐世保に入港し、港中央部の39番錨地に停泊した。
 ストックハムは海兵隊の戦闘資材や弾薬、車両など常時搭載し、グアムあるいはサイパンに待機しているようだが、2001年3月に現在の名称に変更して以来、佐世保には初めての寄港と思われる。

 ストックハムが寄港する前には佐世保に配備されている揚陸艦のうちボノム・リシャールが1月20日に、ドック型揚陸艦アシュランドが1月27日に、同型の揚陸艦ジャーマンタウンが1月29日にそれぞれ出港していた。

 また、27日に一時寄港していた新型の揚陸補助艦モントフォード・ポイント(Montford Point MLP-1)が29日入港し、港口に近い検疫錨地に停泊した。
 さらに30日には燃料補給艦ウォルター・S・ディール(Walter S Dihel T-AO-193)も入港し、燃料施設がある赤崎岸壁に接岸した。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2016-1-31|HOME|