高速戦闘支援艦が佐世保に寄港
37番錨地付近に停泊しているレイニア(2月24日撮影)
米海軍の高速戦闘支援艦レイニア(RAINIER T-AOE-7)が2月23日、佐世保港に入港し、港中央部の37番錨地付近に停泊した。
レイニアはワシントン州ブレマートンを母港とし、通常、空母艦隊に随伴し、食糧や機械部品などの補給活動を行っている。今回はサンフランシスコ湾を2月1日以降に出港し、
佐世保に向かってきたと思われる。
今回の寄港は1月16日にブレマートンを出港した原子力空母ジョン・C・ステニス(CVN-74 JOHN C STENNIS)戦闘群(CSG)の行動に合わせたものと思われる。
ステニスは今後、3月7日から始まる米韓合同訓練「キーリゾルブ(Key Resolve)」に主力艦として参加するものと思われ、今回のレイニア入港はステニスが日本周辺に接近している
ことの表れだろう。
佐世保にはこのほか、燃料補給艦ラパハノック(RAPPAHANNOCK T-AO-204)が20日に、貨物弾薬補給艦ウォリイ・シラー(Wally SCHIRRA T-AKE-8)が21日に入港している。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
2016-2-24|HOME|