高速戦闘支援艦、佐世保寄港前に護衛艦と補給訓練


赤崎岸壁に接岸したレイニア(2月29日撮影)

日本近海(Philippin Sea)に展開している米海軍の原子力空母ジョン・C・ステニスに海上自衛隊第4護衛隊(呉基地所属)の護衛艦「さみだれ」の連絡将校が乗艦し、共同での運用訓練を行っていたことが米海軍のニュースで判明した。

実際に行われた作業は2月22日、空母に随伴している高速戦闘支援艦レイニア(RAINIER T-AOE-7)から「さみだれ」がバイオ混合燃料62000ガロン(240キロリットル)を受け取るというもの。

レイニアは2月24日に佐世保に入港していたので、燃料補給訓練を行ったあと、佐世保に寄港していたことになる。

米海軍のニュースによれば、参加した第4護衛隊の南司令官は、今後、海上自衛隊の艦船もバイオ混合燃料を積極的にバイオ混合燃料を使用することになるだろう、と語っていたという。

 佐世保には3月7日から始まる米韓合同訓練「キー・リゾルブ」に関係する補給艦や輸送艦の動きが目立っている。
2月24日に入港したレイニアも26日に出港し、28日に再入港している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


燃料補給中のレイニアとさみだれ(米海軍のHPから 2月22日)


2016-3-1|HOME|