補給艦が相次ぎ入港する佐世保基地


平瀬岸壁に停泊中のカール・ブラッシャー

米韓合同訓練「キー・リゾルブ」が3月7日から始まったが、佐世保には米海軍の補給艦が相次いで入港している。

3月6日には燃料補給艦ティペカヌー(TIPPECANOE T-AO-199)が、3月9日には貨物弾薬補給艦カール・ブラシャー(CARL BRASHEAR T-AKE-7)がそれぞれ入港した。

ティペカヌーは燃料施設のある赤崎岸壁に接岸したが、カール・ブラッシャーは強襲揚陸艦が停泊する平瀬(Juriet)岸壁に接岸した。
この岸壁では燃料や弾薬などの荷役は行わないので、一般貨物を補給するために寄港したのではないだろうか。

日本近海には米韓合同訓練に参加している艦船が集結しているようで、ジョン・C・ステニス空母戦闘群は日本の南海上に、強襲揚陸艦ボノム・リシャールと同ボクサー(BOXER LHD-4)の遠征打撃群は朝鮮半島の東の日本海に展開しているようだ。

今後、訓練が進行することに合わせ、佐世保には各種補給艦が寄港するものと思われる。

 なお、佐世保に配備されている揚陸艦のうちグリーンベイは飛行甲板のメンテナンス作業などのため佐世保に残っている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(3月10日撮影)


メンテナンス作業中のグリーンベイ


2016-3-10|HOME|