原潜が佐世保と沖縄に寄港


佐世保港口を通過するブレマートン


佐世保基地赤崎岸壁に接岸作業中のブレマートン(2016.4.6 撮影)

米韓合同訓練が終了した直後、原潜が佐世保と沖縄に相次いで寄港している。

佐世保に入港したのは原潜ブレマートン(SSN 698)で、4月6日午前9時すぎ、佐世保港入口に姿を現し、米海軍基地赤崎1号岸壁に接岸した。 原潜の佐世保寄港は今年に入って5回(4隻)目となった。

今回佐世保に入港したブレマートンは2013年1月以来に寄港だが、同艦は作戦展開しているロサンゼルス級の中では最も古い艦で、今回が最後の航海になるとも言われている。
原潜関係では、米韓合同訓練が終わった後、米韓の潜水艦隊がミーティングを行っていた、ということで、終了後に佐世保に寄港したものと思われる。

一方、今月になって沖縄・ホワイトビーチに寄港したのは2日にツーソン(SSN 770)、シカゴ(SSN 721)、6日にシカゴの2隻(3回)で、いずれも短時間の沖合一時寄港だった。 少なくとも3隻の原潜が沖縄から韓国にかけての海中に同時に展開していたとみられる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2016-4-7|HOME|