日米の補給艦が集結する佐世保基地


佐世保港に集結した日米の補給艦。左から おうみ カール・ブラッシャー ウォリイ・シラー はなま(2016.4.26 撮影)

熊本で地震災害が続いている中、佐世保に日米の補給艦が集結している。

佐世保に駐屯している海上自衛隊は救援物資をヘリコプター(SH-60)で輸送し、陸上自衛隊も同様にヘリコプター(UH-1)と陸上から物資を運んでいるようだ。
そのさなか、25日には日米の補給艦が佐世保港の集合している。

停泊しているのは海上自衛隊の総合補給艦「はまな」(AOE-424)と「おうみ」(AOE-426)の2隻で、いずれも海上自衛隊佐世保基地に配備されている。
一方、米海軍は貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャー(CARL Brashear T-AKE-7) と同ウォリイ・シラー(Wally Schirra T-AKE-8)の2隻。

また、米海兵隊のMV22オスプレイが熊本で地震が発生して以来たびたび飛来してきているが、23日午後には熊本に物資を輸送した後、岩国基地に帰る途中の1機が約10分間ほど着陸した。
オスプレイの飛来は昨年3月に初飛来してから合計で10回目となったが、今回の飛来は燃料補給や物資の輸送の目的ではなかったようだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2016-4-26|HOME|