最新の補給艦、佐世保に寄港


39番錨地に停泊したシーザー・シャベス

 貨物弾薬補給艦シーザー・シャベス(CESAR CHAVEZ AKE-14)がMSC(米海軍海上輸送司令部)に配備後、初めて佐世保に寄港した。

 米海軍が運用するルイス&クラーク級は14隻の建造がこれまで進められてきたが、シーザー・シャベスが最終建造となった。

 米海軍省が議会に提出した艦隊計画では2043年まで現在の補給艦船の隻数(29隻)を維持するとなっているが、今のところ補給艦では燃料補給艦ヘンリー・J・カイザー級の更新計画が明らかにされているだけのようだ。  シャベスは2012年10月にMSCに配属され、その後各地で運用テストを行った後、本格配備されていた。

 5月22日に入港したシャベスは港中央部の39番錨地付近に停泊したが、危険物荷役を示す標識は確認できなかった所から、慣熟航海の途中の寄港ということも想定される。

 佐世保港には35番錨地に同型のカール・ブラッシャー(CARL BRASHEAR T-AKE-7)が停泊している。  

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2016年5月23日撮影)


35番錨地に停泊したカール・ブラッシャー


2016-5-23|HOME|