米艦船の入港が相次ぐ佐世保


佐世保港35番錨地に向かう原潜ミシシッピー(6月24日撮影)

このところ韓国・プサンで米韓合同の駆逐艦隊訓練やが行われ、また佐世保や周辺海域で日・米・インドの合同訓練「マラバール」が行われたが、関連する米艦船の寄港が佐世保に相次いだ。

6月20日には韓国・プサンで行われた訓練に参加し、その後佐世保に寄港していた駆逐艦ディケーター(DECATUR DDG-73)が再び入港した。
また、23日には横須賀に配備されている巡洋艦シャイロー(SHILOH CG-67)が入港したが、同艦は6月2日に横須賀を出港している。

さらに、24日には原潜ミシシッピー(MISSISSIPPI SSN-782)が一時寄港した。ミシシッピーは就役後初めての西太平洋展開の途中、3月と4月に横須賀に寄港し、6月13日には韓国・プサンに寄港 していた。
ミシシッピーのHPなどによると、同艦の乗組員の大半が米国以外に出かけるのは初めてのことということで、今回の寄港は慣熟訓練の途中に立ち寄ったものと思われる。

また、配備されているドック型揚陸艦ジャーマンタウン(GERMANTOWN  LSD-42) が23日に戻ってきたが、こちらはメンテナンスの後の検査と乗組員の訓練のための航海だったようだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


立神岸壁に停泊したディケーター(右)とジャーマンタウン(6月23日撮影)


平瀬(JULIET)3号岸壁に停泊したシャイロー(6月23日撮影)


2016-6-24|HOME|