今年も最初の佐世保寄港は原潜


佐世保港口を通過する原潜パサディナ)

昨年に続き、今年最初に佐世保港に寄港したのは原潜だった。

寄港したのは原潜パサディナ(PASADENA SSN-752)で、9日正午過ぎ、佐世保港口を通過した後港中央部の37番錨地付近に停止した。
原潜パサディナからは数人が迎えに来たLCM(中型上陸用舟艇)から移乗したようだが、作業終了とともに原潜は出港した。

パサディナは2011年から2か年間かけたオーバーホールの後、最新の火器管制システムなどをインストールし、2013年から11月から再就役していた。
今回の任務航海では昨年12月22日に横須賀に入港した後、今月6日まで停泊していたが、ほぼ横須賀から直行したのは何らかの要員を乗せるために一時寄港したものと思われる。

佐世保港には昨年、過去最多となる24回、原潜が寄港していたが、今年も同様のペースで寄港する可能性がある。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(1月9日撮影)


要員を乗せ、原潜に向かうLCM。後方は昨年末から停泊している貨物弾薬補給艦R・E・バード


2017-1-9|HOME|