原潜シャイアン、佐世保に反復寄港


佐世保港口を通過するシャイアン(SSN 773)(4月18日撮影)

原潜の寄港が昨年から増えている佐世保港に、原潜シャイアンが17日に続いて18日も一時寄港した。

17日は強風と雨の中での寄港だったため、目視できる範囲では人員の移送などは確認されなかったが、18日は高級将校と思われる人物が迎えに来た小型艇に乗り移っていた。

原潜の佐世保寄港は、昨年は一年間で24回と過去最高になったが、今年も18日現在で早くも4隻が延べ10回寄港した。
原潜が従来からの攻撃任務に加え、情報収集や監視・偵察(ISR)が加わったことで、収集した情報の伝達などのため頻繁な寄港が必要になったものと思われる。

今回の寄港では高級将校が乗艦していたようだが、太平洋艦隊潜水艦隊(COMSUBPAC)に所属する原潜の巡察などの目的もあったのではないだろうか。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2017-4-18|HOME|