原潜サンタフェ、佐世保に反復寄港


ストックハムの前を通過する原潜サンタフェ(5月30日撮影)

原潜サンタフェ(Santa Fe SSN-763)が29日に続いて30日もまた一時寄港した。これで、5月26日に寄港して以来、5日間の間に3回、いづれも一時寄港となった。
原潜の寄港回数もこれで今年17回目となり、これまでにないペースだ。

このひと月間で見ても、3隻が延べ6回も寄港しており、これまでにない異常な寄港回数となっている。
理由は不明だが、朝鮮半島情勢と直接関連しているようではないようで、北朝鮮のミサイル発射と原潜の動きはリンクしていない。

推測できるのは、原潜のHPでアピールしていたISR(情報収集、調査・監視、偵察)任務やSOF(特殊作戦)支援など原潜の任務が「マルチミッション」となったことにより、 運用システムやソフトの調整などの必要上、ということではないだろうか。

また、29日には第2海兵事前集積艦隊(MPS−2)所属の貨物船フレッド・ストックハム(GYSG Fred W Stockham T-AK-3017)が入港した。
ストックハムはインド洋のディエゴ・ガルシアを拠点にしているが、佐世保には昨年1月29日にも寄港している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2017-5-30|HOME|