強襲揚陸艦が佐世保を出港


出港前にLCAC(ホバークラフト型揚陸艇)を収容する強襲揚陸艦ボノム・リシャール


佐世保港口を通過して出港する強襲揚陸艦(6月1日撮影)

米海軍佐世保基地に駐留している第11揚陸戦隊(COMPHIBRON-11)の旗艦・強襲揚陸艦ボノム・リシャール(Bonhomme Richard LHD-6)が6月1日、佐世保を出港した。
同艦は韓国で行われたフォール・イーグル訓練などに参加した後、4月10日に佐世保基地に戻っていた。

例年6月から8月にかけての時期、佐世保の揚陸艦隊は東南アジア諸国との2国間訓練CARATやオーストラリアとの合同訓練TALISMANSAVREに参加しており、今回も一足早く出港した ドック型揚陸艦アシュランド(ASHLAND LSD-48)とともに一連の訓練に参加するのではないだろうか。

星条旗新聞のよると、韓国に配備されている米空軍のA-10攻撃機12機が横田経由でアラスカに移動することが明らかにされており、「朝鮮半島情勢が緊張」というキャンペーンとの 関係が指摘されている。

佐世保に配備されている揚陸艦隊も危機キャンペーンとは関係なく日本周辺から離れるようだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2017-6-1|HOME|