佐世保で音響測定艦の動き、相次ぐ
タグボートの支援で岸壁に近づくエイブル(7月21日撮影)
6月20日から停泊していたエフェクティブ(EFFECTIVE T-AGOS-21)が7月11日に出港した。その後、7月3日にはビクトリアス(VICTRIOUS T-AGOS-19)が19日まで停泊した、7月21日には
エイブル(ABLE T-AGOS-20)が 入港した。
このうちエイブルは7月14日から18日まで沖縄・ホワイトビーチ基地に停泊していた。
この動きとは別に、原潜オリンピア(OLYMPIA SSN-717)が18日に入港したが、2つの空母艦隊がインド洋とサンゴ海方面に出かけているところから、オリンピアは空母の護衛とは別の
任務で行動しているものと思われる。
例えば、音響測定艦とともに中国や北朝鮮の潜水艦など艦船の監視や情報収集のため周辺海域に展開していることも考えられる。
音響測定艦にとって、佐世保基地はメンテナンスや収集した情報の伝達と休養の拠点になっているようだ。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
赤崎岸壁に停泊中の原潜オリンピア(7月22日撮影)
2017-7-22|HOME|