補給艦などが佐世保に入港


危険物荷役錨地で燃料補給中のW・シラー


62番錨地付近に停泊したSLNC・PAX(8月23日撮影)

強襲揚陸艦ボノム・リシャールなどの揚陸艦隊が米豪訓練「タリスマン・セーバー2017」などに向けて出港した後、動きが少なかった佐世保港だが、貨物弾薬補給艦は時折寄港して いる。

8月10日には貨物弾薬補給艦チャールズ・ドリュー(Charles Drew T-AKE-10)が入港し、数日間停泊した。
8月23日にはウォリイ・シラー(Wally Schirra T-AKE-8)が入港し、接舷したバージから燃料の補給を受けていた。

韓国では米韓合同訓練「ウルチ・フリーダムガーディアン」が行われているが、海軍の艦隊や海兵隊が参加する実動(野外機動)訓練ではないため補給や輸送支援の必要がなく、佐世保 に補給艦や輸送艦が集まることもないのだろう。
「朝鮮半島の危機」が喧伝されているが、佐世保の艦船に目立った動きはない。

なお、東アジアの米軍基地の間で燃料を輸送している中型タンカーSLNC・PAXは空荷の状態で船体を浮き上がらせて停泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


クワジャリン環礁から岩国基地に来たSLNC・PAX。この後佐世保に向かった(8月19日 読者撮影)


2017-8-23|HOME|