原潜が佐世保港に反復寄港


国指定・重要文化財(建造物)である旧・針尾無線送信所の電波塔を背景に進むミシシッピ


港中央部に停泊し、移送などを行うミシシッピ(17.11.20 撮影)

原潜ミシシッピ(MISSISSIPPI SSN-782)が11月17日と20日、佐世保港に反復して一時寄港した。
ミシシッピは横須賀基地を13日に出港しており、何らかの作業あるいは任務を行いながら佐世保に直行したものと思われる。

17日にミシシッピが一時寄港した直後には音響測定艦エイブル(ABLE T-AGOS-20)が入港しており、途中の海域で潜水艦捜索・あるいは隠密行動の訓練を行っていたのではないだろう か。
横須賀港での不可解な一時寄港は、その作戦命令を受けるためだったと考えられる。
ミシシッピが20日に一時寄港したことも、この一連の作戦行動の続きだろう。

なお、ミシシッピが佐世保に寄港するのは昨年6月29日に出港して以来。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


立神岸壁に接岸作業中の音響測定艦エイブル(11月17日撮影)


2017-11-21|HOME|