駆逐艦デューイが佐世保に初寄港


平瀬岸壁に停泊した駆逐艦デューイ(2018.3.1 篠崎 撮影)

アーレイバーク級の駆逐艦デューイ(Dewey DDG-105)が3月1日、米海軍佐世保基地の平瀬岸壁に停泊しているのが確認された。

デューイは同型の駆逐艦ステレット(Sterett DDG-104)とともに2月6日にカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地を出港していた。

この2隻は昨年にもアジア・太平洋・インド洋に展開していたが、その時はPAC SAG(太平洋艦隊洋上作戦群)としての展開だったが、米海軍によると今回は佐世保に交代配備された 強襲揚陸艦ワスプ(WASP LHD-1)を中心としたESG(遠征打撃群)に所属して展開するという。
米海軍のHPによれば、F35B(JSF)を搭載して打撃力を強化したワスプESGとともに様々な作戦に対応するとしている。

佐世保に前方配備されていた強襲揚陸艦ボノム・リシャール(Bonhomme Richard LHD-6)はワスプと交代した後も、沖縄で海兵隊を乗せて単独で東南アジア・タイで行われている Cobra Gold 18 訓練に参加している。
ボノム・リシャールに加えてワスプESGがアジア・太平洋地域に展開する、ということなのだろうか。

新型輸送機オスプレイを運用可能なドック型輸送揚陸艦グリーンベイ(Green Bay LPD-20)は長期のメンテナンスの後、検査航海を3月1日に終えている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


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