弾道ミサイル観測艦インビンシブル 久々に佐世保寄港


佐世保港に入港するインビンシブル

米海軍が運用する2隻の弾道ミサイル観測艦のうちの1隻が4月20日朝、米海軍佐世保基地の岸壁に接岸した。 入港したのはインビンシブル(INVINCIBLE T-AGM-24)で、排水量2,285トン 速力11ノットと、もう1隻の弾道ミサイル観測艦ハワード・O・ローレンセン(HOWARD O LORENZEN  T-AGM-25 12,642トン 20ノット)と比較するとずいぶん小型で速力も遅い。

現在、東アジアでは特段他国のミサイル発射を監視する機会はないようで、今回の航海は自国の艦船のミサイル発射訓練を支援することが任務ではないだろうか。 インビンシブルは2001年にも3月から5月にかけて佐世保や横須賀に寄港していたが、この時はオブザベーション・アイランド(現在は退役)が定期検査などのため任務を離れた ことの空白を埋めるためだっと思われるが、今回も同様の事情で姿を見せたのではないだろうか。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(4月20日 篠崎撮影)


立神岸壁に停泊したインビンシブル


2018-4-20|HOME|