オスプレイ3機が佐世保基地に飛来


赤崎岸壁貯油所で燃料を補給するオスプレイ

米海兵隊のオスプレイ3機が8月14日午後1時過ぎから相次いで米海軍佐世保基地の赤崎貯油所にあるヘリパットに着陸した。

飛来したのはいずれも沖縄・普天間基地に所属している「タイガー」部隊(VMM-262)のマークを付けた機体で、最初の2機は午後1時10分頃、次の1期は午後1時30分過ぎに着陸した。
着陸したオスプレイは順次、タンクローリー車から燃料の補給を受けた後、午後3時前から最初の2機が。その30分後にもう1機が離陸して飛び去った。

佐世保基地にオスプレイが飛来したのは昨年12月16日、リチャードソン海軍作戦部長を乗せて飛来して以来で、今年になっては初めて。
また、オスプレイが3機同時に着陸したのも初めてのこと。

佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦ワスプ、ドック型輸送揚陸艦グリーンベイ、ドック型揚陸艦アシュランドの3隻は、いずれも今月初旬に出港しており、今回の飛来はワスプあるいは グリーンベイから訓練のため飛来したことも考えられる。

この日、2機のオスプレイが奄美空港と嘉手納基地に緊急着陸した。
奄美空港に5時半ころオスプレイが1機緊急着陸し、2時間後に飛び立ったという。
また嘉手納基地に17時46分にオスプレイが1機、緊急着陸した。50分後にもう1機オスプレイが飛来、18時56分に2機が普天間に向けて嘉手納を離陸した。

時間的に見て、佐世保から飛んだオスプレイの可能性が強い。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(18.8.14 篠崎 撮影)


並んで佐世保から飛び去る2機のオスプレイ


2018-8-14|HOME|