年末の佐世保に原潜が寄港
赤崎岸壁に停泊したシャイアン
クリスマス直前の佐世保に原潜シャイアンが入港し、赤崎岸壁に停泊した。
シャイアンはハワイ州パールハーバーを母港としており、昨年には4月から7月にかけてたびたび佐世保に寄港していた。
今回はパールハーバー出港後4回ホワイトビーチに沖合一時寄港していて、直近は12月12日だ。
今回の寄港は西太平洋での作戦任務に就く途中、クリスマス休暇のため立ち寄ったものと思われる。
原潜が見える対岸の前畑岸壁では緊急の抗議集会が開かれ、堤典子・県平和運動センター副議長が港の軍事利用を許さず、佐世保市の平和港湾都市宣言を活かしていこう、と呼びかけた。
なお、原潜シャイアンは2019米会計年度になってからは初めての佐世保への原潜寄港となった。
米海軍のHPによれば、シャイアンはロサンゼルス級の最終番艦で、従来の攻撃型原潜の任務に加え、海軍特殊作戦の支援など多様な能力を備えているという。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)(12月21日 篠崎 撮影)
対岸では緊急の抗議集会が開かれた
2018-12-21|HOME|