事前集積艦が佐世保に入港
39番錨地に停泊したストックハム(1月16日 篠崎 撮影)
揚陸艦3隻が出港した佐世保港に、入れ替わるように米海兵隊の事前集積(貨物輸送)艦フレッド・W・ストックハム
(Fred W Stockham T-AK-3017)が入港し、港中央部の39番錨地付近に停泊した。
ストックハムは米海兵第2事前集積艦隊(MPS-2)に所属し、通常はインド洋のディエゴ・ガルシアを拠点として活動している。
前回の寄港はほぼ1年前の2017年12月5日から29日までで、春に韓国で行われた米韓合同訓練に備えていたようだ。
今回も、例年春に行われる米韓合同訓練に備えた輸送作戦「Freedom Banner」の一環と思われ、実動訓練が縮小・中止される中、後方支
援作戦は引き続き行われているようだ。
燃料も昨年12月、大型タンカーが3回寄港しており、十分な量が備蓄されている。
また、米海軍によれば、佐世保を出港した強襲揚陸艦ワスプ(WASP LHD-1)とドック型輸送揚陸艦グリーンベイ(GreenBay LPD-20)
は1月12日、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」(LST-4003)と五島列島近海で共同訓練を行っていた。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
2019-1-16|HOME|