原潜ハワイ、今度は佐世保に寄港


赤崎岸壁に近づく原潜ハワイ。左は燃料搬入中の大型タンカー「エンパイア・ステイト」

バージニア級の原潜ハワイ(Hawaii SSN-776)が1月18日朝、米海軍佐世保基地の赤崎岸壁に接岸した。

ハワイは昨年12月初旬、母港のハワイ州パールハーバーを出港した後、12月24日には沖縄・うるま市のホワイトビーチ基地に一時寄港していた。
今回の佐世保寄港は西太平洋での作戦展開の途中、休養のために立ち寄ったと思われる。

佐世保港には今月になってロサンゼルス級の原潜シャイアン(Cheyenne SSN-773)が3回(1月2日、4日、7日)にわたって一時寄港しており、これで今年になって早くも4回目 (2019米会計年度では5回目)の寄港となった。

米海軍のHPなどによれば、同艦は攻撃ミッションに加え、情報収集や特殊作戦要員の輸送などの支援任務も可能という。

原潜寄港に対し、佐世保地区労は対岸で抗議集会を開催し、主催者を代表して堤典子・長崎県平和運動センター副議長は「佐世保港の軍事利用に警戒感を持っています。日米の軍事力強化を許さ ないためがんばりましょう」と」呼びかけた。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(1月18日 篠崎 撮影)


抗議集会で基地強化反対を訴える堤典子・県平和運動センター副議長


2019-1-18|HOME|