強襲揚陸艦ワスプが佐世保に帰港


佐世保港内を進むワスプ。後方はマシュー・ペリー

米海軍佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦ワスプが2月14日朝、これまでの例がない短期間の航海で戻ってきた。

ワスプについては今年中に交代する計画が明らかになっているが、後継艦としては新型の強襲揚陸艦アメリカ(AMERICA LHA-6)がうわ さされている。

ワスプが佐世保を離れるのは今年前半とも言われているが、一方、アメリカが佐世保に配備されるのは今年後半ではないか、とも言われて いる。
場合によっては、ワスプが佐世保に「帰港」するのはこれが最後になることも想定される。

なお、ワスプとともに佐世保を出港していた揚陸艦グリーン・ベイは東南アジア・タイで12日から23日まで行わ れるコブラ・ゴールド訓練に参加しており、ワスプが離脱するという、異例の展開になった。

なお、14日にはワスプに先立ち、貨物弾薬補給艦マシュー・ペリー(MATTHEW PERRY T-AKE-9)、と燃料補給艦ペコス(PECOS T-AO-197) も入港した。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(19.2.14 篠崎 撮影)


赤崎岸壁に停泊したペコス


2019-2-14|HOME|