貨物弾薬補給艦3隻が佐世保に集合


港入口付近に停泊したアメリア・イアーハート(左奥)とウォリィ・シラー(右)

強襲揚陸艦ワスプが離れた佐世保港に、今度は貨物弾薬補給艦3隻が集合した。

3月23日現在停泊しているのは、サカジャウィア(SACAGAWEA T-AKE-2  2月24日入港)、アメリア・イアーハート(AMELIA EARHART T-AKE-6  3月22日入港)とウォリィ・シラー (WALLY SCHIRRA T-AKE-8  3月23日入港)の3隻。

このうちサカジャウィアはグアムから、ほかの2隻は韓国からそれぞれ佐世保に来たようだが、いずれも入港後に目立った積み荷の輸送は行っていない。

例年であれば、この時期の入港は米韓合同訓練「フォール・イーグル」に対処したもの思われるが、今回は訓練に向けた動きは見えない。また、日本周辺での空母艦隊の動きも確認できない。
約1月前に入港したサカジャウィアの後部甲板には貨物も見当たらないところから、待機状態に入ったのだろう。

強襲揚陸艦ワスプは、当面は東アジア海域に展開するだろうが、大きな作戦や訓練には参加せず、米本国に戻ると思われる。
このまま周辺海域が静かになることを期待したい。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(3月23日 篠崎 撮影)


何もないサカジャウィアの後部甲板


2019-3-23|HOME|