台湾海峡帰りの駆逐艦が佐世保に寄港


平瀬岸壁に停泊した駆逐艦ウイルバー

米海軍の駆逐艦など2隻が台湾海峡を通過したことが報道されていたが、そのうちの1隻と思われるカーティス・ウイルバー(Curtis Wilbur DDG-54)が3月28日、米海軍佐世保基地平瀬岸壁 に停泊していることが確認された。

今回カーティス・ウイルバーは3月3日に横須賀を出港してグアム周辺でのマルチ・セイル演習に加わった。グアム・アプラ港に寄港した後、台湾海峡通過のために海峡南部に向かったと思われ る。

なお、ウイルバーが入港する前日には燃料補給艦ウォルター・S・ディール(Walter S Dihel T−AO−193)が入港し、赤崎貯油所の岸壁に接岸した。
ディールは強襲揚陸艦ワスプ(Wasp LHD-1)が出港する前日の3月21に出港していた。ワスプが沖縄周辺海域でF35やオスプレイの運用訓練しているところから、その補給活動にあたっているよう だ。

このほか、28日現在佐世保港には貨物弾薬補給艦2隻(サカジャゥイア、ウォリィ・シラー)が港中央部に停泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(3月28日 篠崎 撮影)


赤崎岸壁に停泊中の燃料補給艦ディール


2019-3-28|HOME|