ミサイル巡洋艦レイク・エリーが佐世保に寄港


平瀬岸壁に停泊したレイク・エリー(6月5日 篠崎 撮影)

米海軍のミサイル巡洋艦レイク・エリーが6月5日、米海軍佐世保基地平瀬岸壁に停泊していることが確認された。

レイク・エリーは米本土カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地に配備されている。99年に寄港した記録はあるが、2005年以降では初めての佐世保寄港と思われる。
佐世保に横須賀基地以外に配備されているミサイル巡洋艦が寄港するのは、同じくサンディエゴ基地に配備されていたレイク・シャンプレンが2017年3月に寄港して以来となった。

レイク・シャンプレンが寄港していた2017年3月は朝鮮半島情勢がミサイル発射などで緊張し、空母カールビンソンの護衛にあたっていた同艦も含め、米韓合同訓練が佳境に入っていた時期。
だが、現在は米韓合同訓練は行われておらず、また、護衛する空母も近くにはいないようだ。

しかし、ミサイル迎撃(MD)訓練は引き続き行われているようで、その訓練の途中に休養と補給に寄港した可能性もある。
なお、レイク・エリーは5月8日から11日まで横須賀基地に寄港している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2019-6-7|HOME|