米沿岸警備隊のカッター、再び佐世保に


平瀬岸壁に停泊したバーソルフ(6月7日 篠崎 撮影)

米沿岸警備隊のカッター バーソルフ(Bertholf WMSL-750)が6月7日朝、米海軍佐世保基地平瀬岸壁に接岸した。
平瀬岸壁には数日前からイージス巡洋艦レイク・エリーが停泊しており、2隻が並んで停泊した。

停泊したバーソルフは沿岸警備隊のバーソルフ級大型カッターで、満載排水量4110トン、速力26ノット、乗組員は126名となっている。
このクラスは海軍の沿海域戦闘艦(LCS)と同等の戦闘能力を持っており、長期間の洋上展開が可能な設計という。
沿海域戦闘艦(LCS)は建造予算が不足しているところから配備が遅れており、その代役として派遣されているのではないだろうか。

バーソルフは今年3月7日にも佐世保に寄港しており、引き続き西太平洋に展開しているようだ。

なお、7日には燃料補給艦グアダルーペ(Guadalupe T-AO-200)が1999年2月以来に入港し、赤崎岸壁に接岸した。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


赤崎岸壁に停泊したグアダルーペ(6月7日 篠崎 撮影)


2019-6-7|HOME|