ドック型揚陸艦、佐世保に帰港


荷役作業のため停泊したアシュランド 後半には貨物パレットが並んでいる

米海軍佐世保基地を5月29日に出港していたドック型揚陸艦アシュランド(ASHLAND LSD-48)が8月16日早朝、佐世保基地に戻ってきた。

アシュランドは佐世保を出港後、オーストラリアで行われた米豪共同訓練タリスマンセーバー訓練などに参加した後、8月13日に沖縄・ホワイトビーチ基地に寄港していた。

入港したアシュランドは港中央部の37番錨地付近に停泊した後、危険物荷役を示す赤旗を掲げ、弾薬の残りや貨物などをバージに降ろしていた。
午後にはアシュランドはメインベースがある平瀬岸壁に移動し、停泊した。
同艦は今後、秋の任務航海に備えたメンテナンスや乗組員の休養にあたるものと思われる。

また、同日午後には燃料補給艦ジョン・エリクソン(JOHN ERICSSON T-AO-194)も入港し、赤崎岸壁に接岸した。

これらの艦船の入港に先立ち、立神岸壁に停泊していた弾道ミサイル観測艦ハワード・O・ローレンセン(HOWARD O LORENZEN T-AGM-25)と平瀬岸壁に停泊していた巡洋艦レイク・エリー (CG-70 LAKE ERIE)がそれぞれ出港した。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(8月16日 篠崎 撮影)


入港する燃料補給艦エリクソン


2019-8-16|HOME|