原潜ミシシッピなどが佐世保に相次ぎ寄港


赤崎岸壁に停泊したミシシッピ


立神岸壁に停泊した測量艦ボウデイッチ

佐世保港には年の瀬になっても米軍艦船の寄港が相次いでいる。

14日には測量艦ボウデイッチ(BOWDITCH T-AGS-62)が立神岸壁に、15日には原潜ミシシッピ(MISSISSIPPI SSN-782)が赤崎岸壁に停泊し、16日には弾道ミサイル観測艦ハワード・O・ローレン セン(HOWARD O LOREZEN T-AGM-25)が入港し、検疫錨地付近に錨泊した。

ミシシッピはハワイ州パール・ハーバーに配属されている。
同艦は佐世保港には12月2日と5日に一時寄港しており、地域に展開するために派遣された時、最初に行う寄港パターンと同じで、これから約6ヵ月間、周辺海域に展開するものと思われる。

なお、ミシシッピは前回の作戦展開が終了後、2018年3月30日にパール・ハーバーに戻っている。

また、ハワード・O・ローレンセンは11月18日から20日まで、および11月26日から30日まで佐世保に寄港しており、この間、中国や北朝鮮の弾道ミサイル発射訓練などをモニターしていたものと思わ れる。

一方、12月8日に寄港した巡洋艦シャイロー(SHILOH CG-67)は12月16日現在、赤崎岸壁に停泊場所を変えて居座っている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(12月16日 篠崎 撮影)


検疫錨地付近に停泊したハワード・O・ローレンセン


2019-12-16|HOME|