弾道ミサイル観測艦、佐世保に入港


米海軍立神岸壁に停泊するローレンセン(1月28日 篠崎 撮影)

朝鮮半島の非核化と平和を巡った交渉が滞っている中の1月27日、米海軍が運用している弾道ミサイル観測艦ハワード・・ローレンセン(Howard O Lorenzen T-AGM-25)が米海軍佐世保基地 立神岸壁に接岸しているのが確認された。

ローレンセンは昨年12月16日から18日にも佐世保に寄港していた。
今回の寄港は北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備を行っている、という情報と関係しているのだろう。
ロシア・ウラジオストック沖の日本海北部にはミサイル射撃の航行警戒情報が示されているが、この情報に基づいた動きと考えられる。

なお、1月28日現在、佐世保にはドック型揚陸艦アシュランドとドック型輸送揚陸艦ニューオルリンズや掃海艦のほか、赤崎岸壁に燃料補給艦ティペカヌー、港中央部には貨物弾薬補給艦ワシン トン・チェンバーズが停泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2020-1-28|HOME|